お客様にとっての「ちょうど良い」鋳物屋
株式会社 武村鋳造所
Takemura Foundry Co.,Ltd.
株式会社 武村鋳造所
Takemura Foundry Co.,Ltd.
最近、また、IKKOが綺麗になってきた気がする。
さて、私は4年前から地元・同業者の現場技術者を集め、鋳造工学会の協力、知恵を借りながら各社の困りごと解決やあやふやな鋳造技術に理屈を添え、鋳造の地位を上げる活動「あなたの給料を上げるための勉強会」を開催しています。毎回、多くの皆様のご協力、ご理解を頂いております。
これをご覧の皆さん、給料は上がってますか?
上がるのを待っていませんか?
経営者や営業職の方(あなたの「価値」を決めている人たち)を本気で焚きつけないと皆さんの給料は上がりません。どんな立場の方でもベクトルを上の立場の方に向けて、技術や知識を言葉にし、己の存在意義を客観的な評価の下で表現しなければ給料はあがりません。
私は4年前から本気で「経営」を考えています。
それは私の身の回りの人(主に従業員)の幸せ、豊かさのために、人の価値、労働の価値、企業の価値を高める作業です。
モノづくりの企業のほとんどがこれら(特に労働の価値)を深く考えずに何十年もの間、経済の渦の中で極めて受動的に経営をしてきました。分かりやすく言えば、お客さんの言いなり。目に見えない市場や競合を言い訳に、価値を高めることから逃げてきました。自社の売価を下げることでしか売れない経営者や営業のせいで、下請けや現場で働く人たちの給料は下がり続けました。世の中は、ジャイアンに言われたことをのび太に押し付けるスネ夫だらけなのです。スネ夫みたいな経営者がレクサスとか外車に乗ってるのです。腹立ちません?
当社は受注産業の企業なのでお客様の市場ニーズに対するお手伝いをするしかありません。なのでお客様に伝えるしかありません。
皆さんの作っている機械はもっと価値のあるものですよ。
社会に必要なものですよ。それに携わるあなたも私ももっと価値のある存在なのですよ。と。
ただ、残念ながら、俯瞰してみたときに、その企業の必要性が5年前に比べて随分、無くなっている会社もあります。それは主に、「量」を追って「技術」を捨ててしまった工場。社内の労働・人の価値を社外のお客さんや市場に表現できなかった会社。モノや労働の価値を正しく評価出来ず、正しく買えなかった会社です。
あなたの働く会社はコロナの後で変わりましたか?あなたの務める会社の経営者・上の立場の人はこの5年の世の中の変化、自社を取り巻く環境の変化に気づいていますか?その変化に自分を変えようとしていますか?
私は今、新工場設立のために動き出しています。
当社の価値を上げて、当社で働く人の価値を上げて、当社の鋳物を使うお客さんの価値を上げて。日本人の価値を上げたい、と思っています。
どんだけ~
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静岡県焼津市田尻2290-10