陽はまたのぼりくりかえす

両親と一緒にテレビを見ていて、
不意に訪れるラブシーンに、
オロオロした記憶は皆様にもあるだろう。

母は「洗い物しなきゃ」とか言いながら立ち上がり、
父は咳払いをしたり、新聞をバサバサと音を立てたりし、
姉はトイレに行き、
私なんぞは口笛を吹いたりした。
その場の気まずい雰囲気から逃れるために、
家族全員、個々にオロオロの限りをつくした。
たかが30秒程度だろうが、
果てしなく長く感じたことを覚えている。

さて、最近、息子がスポーツカーに興味を持ちだしたので、
映画ワイルドスピードを薦めると、ドはまり。
YouTubeで車の名前やら役名、俳優の名前をどんどん憶えていく。
んで、一緒に映画そのものを観たのだが、、
忘れていた。この映画、途中で、
むっちょむちょのキスシーンとか、
ここでは言えないようなむっちょむちょのシーンがあるのだ。

わたしは、35年前の親父のように、咳払いなんかしながら、
とにかくそのシーンが終わるのを待った。
果てしなく長く感じた。
私も息子も、口笛は吹かなかった。

時代が進んでも、この30秒を、いなす術、見つからず(><)

どんなに技術が進歩しても、DXが進んでも、
人類は、何度でもこの場面に出くわし、
この感情を繰り返すのだろう。

話は変わり、半年ぶりに社内フットサル開催。
どんなに技術が進歩しても、DXが進んでも、
私たちは、何度でもこのスポーツを繰り返す。
何度も同じ感情を繰り返す。

武村鋳造所フットサル
平日の夜から、ごろごろ~ごろごろ~、
あーあ、朝起きたら、
クリスチャーノ・ロナウドの体になってねぇかなぁ。

あれ? これ、何のブログだ?