へそのごま とるべからず

私は盗んだバイクで走りだしたことも、校舎のガラスを意図的に割ったことも、隣町のやつらと縄張り争いもしたことも、有り余る青春のエネルギーをラグビーにぶつけたこともないが、特に、中学や高校時代の校則という拘束が大嫌いだった。(上手いこと言ってしまった)

なぜ、坊主にしなければいけないのか。
なぜ、白い靴を履かねばならんのか。
なぜ、決められた通学路で行き来しなければならぬのか。
なぜ、髭をのばしてはいけないのか。
なぜ、大声で歌いながら自転車に乗ってはいけないのか。

それに答えられる大人などいなかった。

だから、私は、なるべく会社にルールを作りたくない。と思っている。
「人様に迷惑をかけない」さえ分かっていれば、自主性に任せたい。

しかしながら、
アホが多ければ多いほど、ルールを作らねばならない。
アホのせいで、回転ずしで寿司が回転しなくなったり、
牛丼屋のテーブルから紅ショウガが消えたりするのだ。

さらに、人は時に道理では説明のつかない行動をしてしまう。
やめときゃいいのに指のささくれをめくっちゃう。とか、
絶対に臭いのに、足のにおいをかいじゃう。とか、
翌日、お腹が痛くなること確定なのに、へそのごまをほじっちゃう。とかだ。

んで、工場の中は、アホが道理では説明できないことをする時があるので、結果的に、ルールが増える(T T)
最近は「高速回転するインパクトを手で止めちゃダメ」。だ。

・・・・いや、そりゃ、そだろ。
あれほど、回転する機械には気をつけろ。と言ったのに(><)

写真は、通ったら道理ではなく中を覗いてしまうナナちゃん
ナナちゃん