お客様にとっての「ちょうど良い」鋳物屋
株式会社 武村鋳造所
Takemura Foundry Co.,Ltd.
株式会社 武村鋳造所
Takemura Foundry Co.,Ltd.
私はコンビニに行くと、毎回、
レジ袋問題に困っている。
といっても、
レジ袋をもらう、貰わないの話ではない。
店員さんが商品を袋に入れ、クルクル、キュッっと差し出した持ち手の輪っか。あれに指を通すのが私は、「下手」なのだ。
どう下手なのかというと、どうしても、輪っかに指を通す際に店員さんの指に触れてしまうのだ。
「あっ」ってなるのだ。
特に相手の手際が良ければ良いほど、早く商品を受け取らなければ。と焦るので、結局、店員さんの指に触れてしまう確率が高まる。彼らの能力の高さや早くお客様に商品を渡さなければ。というサービス精神が仇になっているのだ。
店員さんの指と指の間はおおよそ5cm。こちらの人差し指の幅は約1.8cm。輪っかと私との距離はおおよそ30cm。テーブルからの高さは約25cm。私は人差し指をピンと目一杯伸ばし、その輪っかのど真ん中目掛けて高さを調整しながら腕を伸ばし、指を貫通させ、程よい奥行きのところで指を折り、輪っかにひっかけ、程よいスピードと力加減で店員さんからレジ袋を受け取らなければならない。何たる工程の多さ。しかもこれを瞬時にさりげなく行わなければならない。
集中。集中。と思いながら、その輪っかを凝視するのだが、凝視するほどに輪っかが揺れて、まるでナックルボールのように見えてしまい、
結局、店員さんの指に触れ、
「あっ♡」みたいになるのだ。
このままでは、変な客だと思われるのが嫌なので、最近は、サイドスローの軌道で、輪っかを無視して横からむんずと奪い取るようにしている。
・・・余計、変か。いや、仕方ないのだ。仕方ないのだよ。
さて、話は変わり、当社、静岡放送局SBSの深夜番組、
お尋ねバラエティー「ヨエロスン」の
収録を行いました。
放送日が決まりましたら告知しますので、
是非ともご覧になってください!
なぞの鉄の仮面
なぞの鉄の塊
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